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4) 細胞への物質の出入り
2008 / 10 / 24 ( Fri )
10月24日、「生物科学」第五回目の授業が行われました
以下、授業内容を紹介します。

P22~P25について講義を行いました。
キーワードランキングにします

第1位 B膜の半透性と浸透(不透膜、全透膜、半透膜) P22
第2位 C動物細胞と浸透(浸透圧に対する応答、溶血) P22
第3位 D植物細胞と浸透(浸透圧に対する応答、原形質分離、原形質復帰、吸水力=浸透圧-膨圧) P23
第4位 細胞膜の微細構造 (リン脂質分子、疎水性、親水性)P23
第5位 細胞膜の選択的透過性(受動輸送と能動輸送(B能動輸送)、大きな分子の取り込みと放出) P24


以下植物の紹介
9)イヌワラビ
原形質分離前と分離後の写真を紹介しましたね

皆さんもよく食べる漬物は野菜に1%程度の食塩を加えて漬けています。
そうすると今日習った原形質分離を起こして細胞が死に、歯ごたえが出てきます。塩で漬けると水分活性が低下し微生物の繁殖も抑える効果があるので、保存にもいいんです
まぁ保存といっても野菜は死んでいますけど…

またこの原形質分離(浸透圧による脱水)をさせることで細胞内の水を減らして、植物細胞を生きたまま凍結保存する「ガラス化法」という方法もあります。
この方法は1990年に日本人の酒井昭教授が報告(下記に論文をリンク)され、簡単に説明すると保存したい植物細胞を高濃度(=高浸透圧)の溶液にいれ強制的に細胞を脱水させた後、急速に-196℃まで温度を低下させて保存する方法です。
この報告いらい、このガラス化法を用いた保存の報告が多くなされ、今では熱帯を起源とする植物をはじめ、100種類以上の植物種で適用されています。(熱帯性植物は保存が難しいとされていました。)
酒井昭教授はノーベル賞をもらえるほど、植物の凍結保存に大きく影響を与えた人物であり、尊敬しています


Sakai S, Kobayashi S & Oiyama I (1990) Cryopreservation of nucellar cells of navel orange (Citrus sinensis Osb. var. brasiliensis Tanaka) by vitrification.

Vitrification, encapsulation-vitrification and droplet-vitrification: a review.
↑上から二番目です。

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テーマ:みんなに知ってもらいたい - ジャンル:日記

19 : 38 : 00 | 生物科学 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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